中学生が次世代車について学び、組立て、試乗まで行う「プラグインハイブリッド教室」。

生活工房では2005年から続く、人気のワークショップ・シリーズです。

昨年度に引き続き、本年度もプラグインハイブリッドカーを教材に、

自動車と地球環境やエネルギー問題について中学生とともに考え、体験します。

今回はその第1回目の様子を少しご紹介します!


会場は区内にある都立高校・総合工科高校。こちらの学校には自動車科もあり、

学習するには十分過ぎる設備が整っています。そこに区内に在住・在学の中学生の参加者が集まりました。

中学生にとって高校の中に入るのもドキドキかもしれませんが、

自動車整備工場のような施設(自動車棟)もある高校で学べることも貴重な体験です。



まず、最初に自動車の歴史や現在の地球環境の問題、エネルギーについてのレクチャーが始まり、



次にレモン電池の実験を行いました。

写真は、大量のレモン電池を使って、オモチャの車が動かせるかの実験。家庭用の電気や電池だとスムーズに動いたのですが、果たして・・・?



さらに実験の結果から、なぜレモンで発電できるのかという講義も。

講師の先生いわく、大学生くらいの内容かもとのこと。難しい話を平易に教えてくれます。



一通りの実験とレクチャーが終わり次は外へ。

今回ご協力頂いている、トヨタ自動車のプリウスPHVに試乗です!

電気の補給の仕方なども教えてもらいました。


 

生活に不可欠な電気、実はなかなか奥深く手ごわいですが、参加した中学生から質問が多かったのは印象的でした。

また講師のみなさまや、工科高校の先生や自動車部の生徒さんのサポートなど、

なかなか贅沢な環境での体験教室だったのではないでしょうか?


今回は自動車の組み立てに向けて、いろんな基礎知識を頭に入れていきました。

次回からは、いよいよ組み立てが始まっていきます!