そして音楽といえば、会場で流れている、本展のテーマ曲「Ⅰ’m so sleepy 」。
こちらは、作編曲家・シンガー・発声表現研究家である楠瀬誠志郎さんが手がけてくださいました。
source A : Ⅰ’m so sleepyのテーマ
中国の回転式手動ピアノと日本の水琴窟を合わせた楽しい音のコラボレーションです。
日常のテンポ(交感神経)から水琴窟によるランダムなテンポが、時間という軸に踊るように舞う音像で、
ゆっくりと睡眠へ移行させます。
source B : 空飛ぶGROWTH HORMON
大きな周波数の中は不思議がいっぱいです。
深い海底のような、雲を抜けた空のような「浮かびながら再生」をテーマで創りました。
人間の睡眠時による平均心拍数と近いと呼ばれている、シロナガスクジラの信号がとても可愛いソースです。
source C : 蒼のMELATONIN
爽やかなグラスベルと1968年に制作されたFENDER ストラトキャスター
そして、高周波を持つ長野県八ヶ岳赤岳の朝4: 00の森の音のコラボレーションです。
どの音にも共通した音の成分が含まれています。
春の朝など新鮮なカラダと向き合えるソースです。
眠りに向かう体、眠りの深いところに落ちていく意識、目覚めに向かう体の3パターンが、約7分置きにめぐるように流れています。
ぜひこの音楽にも注目、じゃなかった、注耳、いえ、
音は皮膚を通して体全体で聴いている、とおっしゃる楠瀬さんの言葉を思い出すと注皮または注体になるかもしれませんが
ぜひ、音からも眠りを体感していただければ嬉しいです。
展覧会受付では、残念ながら今回のテーマ曲は販売していないのですが
楠瀬さんがライフワークとして日本・世界各地の自然音を使って制作されている
「スタジオエントランスソース」シリーズは販売させていただいています。
朝4時に収録された鳥の鳴き声が入った曲などは、タイマーで目覚めの時間にセットしたいです!
ぜひ受付のshopにもお立ち寄り下さい。