伊丹市立工芸センターでは、主題を「ジュエリー」「酒器・酒盃台」として交互に開催しています。本年は、“清酒発祥の地?伊丹”ならではの「酒器・酒盃台」をテーマに356名の応募を頂き、その中から99名(うち海外11名)の作品528点が選出されました。応募者も年々増加し、「日本酒」という日本独特のテーマでありながら、日本全国はもとより海外からも、さまざまなジャンルの方の作品が寄せられるようになりました。
どの入選作品も単なる造形物としてではなく、お酒を飲む場を演出する器や台がもっている、集う人々の話題と想像がふくらむ魅力を備えています。
本展を通じて、日本の酒文化の奥深さと広がりを実感いただくことができるでしょう。