水曜教室 午前・午後講座 シリーズ〈名作を読む〉
6月28日(水)・7月5日(水)・12日(水)・26日(水) 各回午前 10:30~12:30 各回午後 13:30~15:30

※水曜教室は定員に達したため、応募を締め切りました。
講師:岩井正(NHK日本語センター)
朗読作品:宮沢賢治著「どんぐりと山猫」

井上ひさしが初めて買った本が「どんぐりと山猫」でした。
その世界では(まわりの山は、うるうるもりあがって、
…風がざあっと吹くと、栗の木はばらばらと実をおとし)ていました。
私たちの周りの自然に「ちゃんと言葉を与えている人」
がいたことの感動を、後に井上は書いています。
賢治文学からは「魅力的な声が聞こえてくる」という人もいます。
さあ、今期は「自然の言葉」を楽 しみ、その「魅力的な声」を探ってみましょう。


木曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉
6月29日(木)・7月6日(木)・13日(木)・20日(木) 各回午後 13:30~15:30
講師:秋山隆(NHK日本語センター)
朗読作品:新美南吉著「おじいさんのランプ」

新美南吉は、「北の賢治、南の南吉」と言われています。
素朴なエピソードをふくらませた味わい深い作風です。
この作品の時代は明治、貧しい生い立ちの巳之助が町へ行き、
初めてランプを見て驚き、ランプで村を明るくしようと考えます。
ランプが広まる頃、村に電気が来ます。さて巳之助はどうしたか…。
朗読は、聞き手に話しかけることが大切です。
息を届けるつもりで、伝えることを一緒に探しましょう。

 

金曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉
6月30日(金)・7月7日(金)・14日(金)・21日(金) 各回午後 13:30~15:30
講師:金野正人(NHK日本語センター)
朗読作品:宮沢賢治著「よだかの星」

生きていれば、ことし120歳を迎える宮沢賢治の名作「よだかの星」を読みます。
ほかの鳥からも「鳥の仲間のつらよごしだ」、「きっと、かえるの親類か何かなんだ」
などと悪口を言われる“よだか”のちょっと悲しい物語です。
書かれた文字の音声化ではなく、書かれた内容を聴き手に伝えるための
“朗読”に挑戦してみていただきたいと思います。


受講料:各講座とも料金4回分

    一般20,500円、アーツカード会員*18,500円
定員:各クラス申し込み先着15名
会場:生活工房セミナールームA
*アーツカード会員…世田谷在住の15歳以上の方は、「せたがやアーツカード」の入会(無料)で受講料が割引になります。
詳細はせたがや文化財団ホームページhttp://www.setagaya-bunka.jp/artscard/をご覧ください。

 

申し込み、問い合わせは、(一財)NHK放送研修センター
TEL. 03-3415-7121(受付時間 9:00~18:00)/FAX. 03-3415-2660
および、NHK放送研修センターのウェブサイトをご覧ください。

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