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中央アジアと日本「現代につづくシルク交流」展 | 世田谷文化生活情報センター 生活工房

プログラム

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中央アジアと日本「現代につづくシルク交流」展

カラフルで美しい絹織物「アトラス」と、現代のシルク事情を紹介します。

チラシPDFのダウンロードはこちらから←クリック

会期:
2013年05月17日(金)~2013年06月30日(日)
時間:
9:00~20:00
会場:
生活工房ギャラリー(3F)

アトラス

シルクロードは、その響きがもつロマンティックで古典的なイメージと、点在する世界遺産が誇る悠久の歴史が、現代もなお多くの人々を魅了してやみません。

 

中央アジアに位置する世界第3位の繭生産国、ウズベキスタン共和国では、シルクロードの伝統産業としての養蚕が綿々と続く一方で、生糸や織物を生産する産業自体はさほど活発ではないという現実も抱えています。この織物産業の復興の一助を担う日本のプロジェクトが今、ウズベキスタンのシルク産業のみならず、日本との交流をも活性化しつつあります。

 

本展では、ウズベキスタンが誇る伝統織物「アトラス」を取り上げながら、両国の交流を糸口に完成したアトラスを使って現地の女性の手で作り出される小物やアクセサリーなどの品々に加え、日本人が作った小物、衣服などを展示します。また、現地で日本語を学ぶ子どもたちの様子などを織り交ぜながら、“人とモノと技術”の交流が、中央アジアと日本を脈々とつなげる「現代のシルクロード」の様子を紹介します。

 

 

画像:美しいアトラス(©KANNOTEXTILE)

 

関連イベント

トークイベント「布の魅力、人のつながり」

6月15日(土) 13:30-17:00 生活工房4FワークショップルームA

ウズベキスタンとの交流の様子を、ゆかりの深い方々のお話を通して紹介します。

[参加費]無料/申込先着50名

[申込方法]メール(info@setagaya-ldc.net)または電話(03-5432-1543)で生活工房へ

 

【プログラム詳細】

13:30-14:30「ウズベキスタンの絹織物アトラスの魅力とモノづくり」

お話:菅野 陽(KANNOTEXTILE)

蚕や綿花を育て、糸を紡ぎ、機を織る。それらの工程には実に多くの人の手と、生活が存在しています。

徐々に出来上がっていく作品の背景、そこに生きる人々。布を通してつながる人と人との社会の中に、

その大きな流れの中に介在していたい。そのような想いを中心にお話します。

14:45-15:15「NORIKO学級と日本語学習」

お話:大石一郎

学級の最新情報と日本語弁論大会3位入賞者(NORIKO学級)のスピーチ「金の歯」を紹介します。

*NORIKO学級とは: ウズベキスタンに仕事で赴任していた大崎重勝さんが、退職後の1999年に

な日本語学校をつくり、妻の紀子さんの名前をつけました。教室は25人程が座れる小さなものですが、

「子どもたちがいつでも集まれる、楽しい場所にしておいてほしい」という想いが今も引き継がれています。

15:30-16:30「僕たちの出会ったNORIKO学級」

お話:加藤功甫・田澤儀高(Coc connection of the children 1本の糸で世界の子どもをつなぐ旅

2万キロに及ぶユーラシア大陸自転車横断の旅。横浜市内の小学校の子どもたちが作ったビデオメッセー

ジなどを届けるために訪問。1週間の滞在の様子を中心に、数々の奇跡と出会いに彩られた旅の様子を

お話しします。

16:30-17:00 お楽しみ交流会


KANNOTEXTILE販売会

6月15日(土)・6月16日(日) 12:00-19:00 生活工房4FワークショップルームA

*申込不要。直接会場へお越しください


蚕(カイコ)がとりもつ技術交流――日本×ウズベキスタン=世界にはばたくシルクをめざせ

6月9日(日) 14:00―16:00  生活工房ワークショップルームB

参加費無料/先着50名  申込不要、当日直接会場へ。

本展でご紹介しているウズベキスタンの絹織物「アトラス」や「アドラス」は、はるか昔からその地域で育まれた養蚕技術あればこその伝統織物です。
しかし、長い歴史の流れには栄枯盛衰があり、ウズベキスタンの養蚕技術も衰退しつつあるのが現状です。

本講演では、展示資料の提供などのご協力いただいた東京農工大学のプロジェクトなどを通して、ウズベキスタンと日本の技術交流についてお話を
うかがいます。モノづくりの現場の背景にある課題や困難、将来への希望を共有し、現代のシルクロードが未来にながる道を探ります。

 

講師:川端良子 [博士(農学)]  国立大学法人 東京農工大学准教授 /国際センター 副センター長

京都大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)
金沢大学理学部付属低レベル放射能実験施設講師(研究機関研究員)を経て、東京農工大学准教授。現在に至る。
1991年より中央アジアの水環境に関する研究を行うとともに、2009年よりウズベキスタン共和国での養蚕プロジェクトに参加。
中央アジアのNGO活動を行う方々とともに、ウズベキスタンの文化を普及する活動を行う。


協力
リシタンジャパンセンター、国立大学法人東京農工大学、KANNOTEXTILE