水曜教室 午前・午後講座 シリーズ〈名作を読む〉

2019年2月6日(水)・13日(水)・20日(水)・27日(水) 各回午前 10:30~12:30 各回午後 13:30~15:30

講師:岩井正(NHK日本語センター)
朗読作品:三浦哲郎著「とんかつ」

短編の名手・三浦哲郎の、高校教科書にも載った名品です。
事故で亡くなった住職の父の後継ぎとして十五歳で厳しい修行の世界に入る息子と、母が別れの宿で選んだ料理は「とんかつ」だった。
宿の女将の温かな眼差しを通してサラリと描かれる親子の愛を静かな声に乗せて語りましょう。


木曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉
2019年2月7日(木)・14日(木)・21日(木)・28日(木) 各回午後 13:30~15:30

講師:秋山隆(NHK日本語センター)
朗読作品:吉村昭著「梅の蕾」

東北、三陸沿岸の無医村に夫婦で赴任した堂前医師。彼の献身的な活動は村民に慕われ、妻も「村に梅の花を」と苗木を配ります。
しかし妻は難病のため都会の病院に入院し、遂に亡くなります。誰言うことなくバスが仕立てられ、村民が大挙して葬儀に駆け付けます。
医師、村長、村民の思いを受け止め、感動の物語を音読しましょう。

 

金曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉
2019年2月1日(金)・8日(金)・22日(金)・3月1日(金) 各回午後 13:30~15:30
講師:金野正人(NHK日本語センター)
朗読作品:夏目漱石著「吾輩は猫である」

猫が人間どもを小ばかにする…。今も日常的にある(?)光景を、明治の文豪が事細かに描いています。「吾輩」も、飼い主の珍野苦沙弥も、読めば読むほど愛すべき存在になってきます。
飼い猫「吾輩」の立場で、その目に映る世界を表現してみましょう。身近な猫を観察し、どんな思いでいるんだろう……と考えてみてください。


受講料:各講座とも料金4回分

    一般20,500円、アーツカード会員*18,500円
定員:各クラス申し込み先着15名
会場:生活工房セミナールームA
*アーツカード会員…世田谷在住の15歳以上の方は、「せたがやアーツカード」の入会(無料)で受講料が割引になります。
詳細はせたがや文化財団ホームページhttp://www.setagaya-bunka.jp/artscard/をご覧ください。

 

申し込み、問い合わせは、(一財)NHK放送研修センター
TEL. 03-3415-7121(受付時間 9:00~18:00)/FAX. 03-3415-2660
および、NHK放送研修センターのウェブサイトをご覧ください。

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