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開催予定
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岡本仁の編集とそれにまつわる何やかや。

 
岡本仁が編集を通して生み出すものとその背景
 
月曜休み(祝日は除く)
※11月6日(日)は設備点検のため休室
※12月29日(木)~1月3日(火)は年末年始休館
 
会期:
2022年10月29日(土)~2023年01月22日(日)
時間:
9:00~21:00
会場:
生活工房ギャラリー(3F)

 雑誌の編集やエッセイの執筆、展覧会の監修等を通じて、美術、デザイン、映画、音楽など、幅広い分野にむけられた興味関心を独自のスタイルで紹介してきた岡本仁。その活動を一つの肩書でとらえるのは困難ですが、様々な事物を独自の文脈でつなぐという意味において、そこに共通してみられるのは「編集」的行為といえましょう。

 編集者は作家ではありませんが、編集という営みは文章や絵画と同じく、その人があらわれる表現行為でもあります。本展ではタブロイド版の冊子とギャラリーの空間によって、岡本仁の編集が生み出すもの(アウトプット)と、その背景(インプット)をご紹介します。

 アウトプットの一例として今回制作する冊子の特集テーマは、「いい絵って何だ?」。岡本仁が企画・編集し、多彩な分野の執筆者からご寄稿いただきます。一方ギャラリーの空間では、企画・編集することの源泉ともいえる品々、いわばインプットの部分を展示します。岡本仁が愛してやまないものたち/気になるものたちがレイアウトされた空間からは、これまでに手がけた仕事の一端が垣間見えることでしょう。

 ソーシャルメディアが一般化したことにより、今では誰もが自分のメディアをもてるようになり、編集という行為はより身近になりました。本展を通じて編集という概念をとらえなおし、その創造性に触れていただければ幸いです。

 

Hitoshi Okamoto’s Editing and So On and So Forth

Hitoshi Okamoto is a magazine editor, an essayist, an exhibition supervisor, and much more.  Through these creative mediums, and in his own unique style, Okamoto showcases his interests in a wide range of fields, from art and design to film and music. His activities are too broad to be summed up into a single job title. What they have in common is that they all involve the act of “editing,” or connecting disparate things in a unique context.

While an editor is not a writer, editing, like writing or painting, is an act of self-expression. In a tabloid booklet and gallery space, this exhibition will introduce the outputs of Hitoshi Okamoto’s editing and their background (inputs).

An example of the outputs is the booklet to be newly published, whose feature theme is, “What is a good painting?” Okamoto is the producer and editor of the booklet, which will contain articles contributed by writers from a variety of fields. The gallery space will exhibit the inputs, the items that are the source of Okamoto’s production and editing works. The space, arranged with things that Okamoto cherishes and finds interesting, is sure to provide visitors with a glimpse of his previous works.

The recent popularization of social media has allowed anyone to have his or her own media, making the act of editing more accessible to everyone. We hope this exhibition will inspire visitors to rethink their concept of editing and discover its creativity.

 

岡本 仁(おかもと ひとし)

1954年、北海道生まれ。マガジンハウスにて『BRUTUS』『relax』『ku:nel』などの雑誌編集に携わったのち、2009年に退社。現在はランドスケーププロダクツに所属し、インテリアショップや飲食店、内装業などの同社の幅広い事業の中で、カタチのないもの=コミュニティづくりやコンセプトメイキングを担当している。2021年、鹿児島県霧島アートの森にて、展覧会「岡本仁が考える 楽しい編集って何だ?」を開催。
主な著作に『ぼくの鹿児島案内』『果てしのない本の話』『ぼくの東京地図。』『また旅。』など。現在、雑誌『暮しの手帖』にて旅のエッセイを連載中。

 

コンセプトメイキングを行ったコーヒースタンド
「BE A GOOD NEIGHBOR」(渋谷区千駄ヶ谷)
 
 
トップ画像:編集長を務めた『relax』2000年10月号(マガジンハウス)

【プレス関係の皆さまへ】

下記より展覧会のプレスリリースがダウンロードできます。

PDFファイル(530KB)

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主催|公益財団法人せたがや文化財団 生活工房

協力|世田谷美術館

後援|世田谷区、世田谷区教育委員会

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