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「みっける365日」展 ──アーティストと探す「人生の1%」 | 世田谷文化生活情報センター 生活工房

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「みっける365日」展
──アーティストと探す「人生の1%」

撮って、繋いだ、だれかの1年。

いつもと違う1年間を過ごした22人、
それぞれの365
日が交錯する展覧会です

会期:
2018年02月24日(土)~2018年03月18日(日)
時間:
11:00~19:00 月曜休み
会場:
ワークショップA(4F) / ワークショップB(4F) / 生活工房ギャラリー(3F)

 

撮って、繋いだ、だれかの1年。


365日の写真を撮りためて、なにかを「みっける」ワークショップの成果発表展。
それはだれかの「人生80年における1%」を、世界にシェアする現場でもあります。


今回4組のサポート・アーティスト(北川貴好・青山悟・キュンチョメ・タノタイガ)が、
大学のゼミ形式で年間を通じて制作を指導。
ゼミごとに活動や解釈を重ねつつ、参加者それぞれの関心に依拠するディレクションを果たしました。 


「世田谷」というキーワードに紐づけられた、色とりどりな参加者たち。
そのパーソナルな365日がいま、表現となって本会場を埋め尽くします。


バラエティ豊かな22人の大量の写真を使った高速スライドショーと派生して生まれた作品群が、
違うだれかの「人生の1%」と交錯していくダイナミズム。お楽しみください!

 


 

3月のみっけるゼミの様子 みっける占い編の様子 

左:「みっける365日」第2回ゼミ キュンチョメゼミの様子(2017年3月4日開催)
右:「みっける365日」特別編 占い(2017年6月23日開催)     


 

<みっけるとは?>


切り取りたいものごととの関係性をつくろうとする、能動的な行為のこと。

これまで各地で展開してきた「みっける写真道場」は、
1日に1,000枚写真を撮り高速スライドショーを作るプロジェクトです。

能動的に何かを「みっける」ことで現れた、あなたの思考や意思を映す写真――。

そうした大量の写真の連なりを映像作品にして発表してきました。

この度の「みっける365日」は1日ではなく、1年。

つまり人生の1%以上を能動的に動き、おもしろくみっけるアクション! を積み重ねていくプロジェクトです。


みっける写真道場ウェブサイト
http://www.mikkedojo.com/


 

  
「みっける365日」交流会でプレゼンテーションする北川貴好さん(2017年5月13日)


  


<サポート・アーティスト&ゼミ紹介 >

 


北川貴好ゼミ:ミッケルシェア365北川荘


シェアハウスを模した二つの空間で映像とインスタレーションを結び、
1年を解題する!!

 

北川 貴好(美術家 / 「みっける写真道場!!」師範)
 

建築的なアプローチで、空間そのものに手を加え、

あるいは、風景を再認識するような作品を制作している。

一方、2011年デジカメの写真を使った町遊び

「30秒に一回みっける写真道場!!」を開始。

 

 

 

荒木有紀(会社員):自分を含めてキャラ

 

市川徹(株式会社世田谷社代表取締役):「まちづくり」の見える化チャレンジ

 

Take(会社員):自分にとっての驚異の部屋

 

服部実(読書会発起人):人×本×写真

 

松井つるみ(江戸東京野菜コンシェルジュ):たね・種・胤のご縁さがし

 

 


青山悟ゼミ:一人一人がアーティスト


現代美術の基礎を学ぶ通年授業をもとに、
個々の1年間をアーティスティックに表現!

 

青山 悟(美術家)
 

古い工業用ミシンを用いながら、時代により変容し続ける労働の意味や、

機械と人間の営みとの関係性などについて問い続けている。

2017年、「ヨコハマトリエンナーレ2017」参加。

同年、ミヅマアートギャラリーにて個展「News from nowhere」を開催。

 

 

 

あやこ(ママ):成長 -誕生からの365日-


大岡川漣(作品と鑑賞者をつなぐナビゲーター):美術館をあそぶ


大つかあゆ(小さい会社員):収集壁

 

金子千裕(写真家):ある主婦が写真家になるまで

 

曽我高明(現代美術製作所):世田谷さんぽ

 

百日紅(会社員):思いがけず鳥と遭遇したい

 

 

 

キュンチョメゼミ:みっけた! ヴァイブス・トリッパーズ!!


巨大物や建物の隙間を使ったインスタレーション。
6人のアクティビティを掘り下げる♡


キュンチョメ(アートユニット)
 

2011年から活動している男女のアートユニット。メンバーはホンマエリとナブチ。

「生きるために逃げること」に関わる作品を制作。

シリアスな現場に詩的な行動やユーモアをもって介入していく。

第17回岡本太郎現代芸術賞受賞。


 

 

石田和基(会社員):石碑

 

石田健祐(AD/風船屋):風景をつくり出している人々

 

笠島久美子(美術家):おじいちゃんについて

 

雲に乗ってみたいのんちゃん(アルバイト):珍しい美しいを探したら、時間を追っていた

 

(美術家):~写真樹~

 

マツモトノリヒト(会社員):芸術家の視点

 

 


タノタイガゼミ:マナザシレゾナンス


部屋という構成要素に5人それぞれの年間テーマが同居する。
タノタイガとみんなの家!!


タノタイガ(美術家)
 

多様な表現手法によって記号性と媒体性を誇張した風刺的表現を行う。

ときには作者自身を媒体化し、

日常に埋もれた社会や集団の倫理性、ルールやシステムを表出させ、

作品の中にはユーモアと毒を兼ね備える。

 

 

 

おいらいお(ことばらんどの学芸員):『バグズライフ』

 

オッチ(市民活動コーディネーター):ジョーさんと私 

 

河村ゆうこ(イラストレーター/補修屋):ふと目がとまるもの

 

ムラカミ(わらじをたくさんはいている):どこゆく・てくてくあし・あすに

 

山田千穂(見守り業):タイムTV

 



関連イベント

オープニング・イベント:「みっける」って、なんなん?

本展のオープニング企画として、教育学者でありアート・プロジェクトの現場にも携わる
石田喜美さんを迎えてトークイベントを開催します。
「みっける365日」を事例に、暮らしに潜む新たな表現の可能性を開きます。

 

日時:2月24日(土) 14:00~15:30
会場:生活工房5階
講師:北川貴好、石田喜美(教育学者)ほか 
参加費:無料
定員:50名(申込不要、当日会場へ)

 

石田喜美

横浜国立大学教育学部准教授。専門は、メディア・ リテラシー教育。
腐女子コミュニティから、水戸芸術館「高校生ウィーク」まで、
子ども・若者の活動がはじまる場のありかたに着目し、
さまざまな研究・実践を行っている。


タノタイガのマイル塾inみっける365日
あなたは今日何マイル手にいれましたか?

マイレージには夢があると語るタノタイガさん。
美術家であり主夫でもある独自の視点から、
365日をお得に過ごす方法について自身の経験をもとにお話します。
あなたの日々が旅に変わる、ライフスタイル・レクチャーです。

 

日時:2月25日(日) 13:00~15:00
会場:生活工房4階
講師:タノタイガ
参加費:1,000円/10名(事前申込)
持ち物:ノート、計算機

 

申込方法:2月11日(日)必着。 
*引き続き、参加者を募集しています(2/11 21時現在)

電話、メール(件名「マイル塾」、氏名、電話番号と年齢を明記)、
または下記の申込みフォームより受付。

電話:03-5432-1543 メール:info@setagaya-ldc.net


*応募者多数の場合は抽選を行い、結果をご連絡いたします。

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キュンチョメのダークツーリズムガイド

樹海をかき分け、原発横の海に潜り、タイでは野良犬に追われ、
ドイツでは難民と出会うなど、様々な場所で作品をつくってきたキュンチョメの2人。
インスタ映えとは対極の「観光地」案内から、日常/非日常の境界を考えます。

 

日時:2月25日(日) 19:00~20:30
会場:生活工房4階
講師:キュンチョメ
参加費:500円
定員:30名(申込不要、当日会場へ)

 

紹介先:インドネシア、ベルリン、ポーランド、イギリス、沖縄、福島


北川貴好プレゼンツ
占い師とめぐる全体講評会

「みっける365日」が縁で知り合った占い師が、独自の視点で作品を講評します。
占い師のコメントは北川貴好さんが即興でドローイング。
作品とともにこれからの365日を占うユニークな公開講評会、ぜひご見学ください。


日時:3月3日(土) 19:00~20:30
会場:生活工房4階
講師:北川貴好、大塚ひさよ(占い師)、森田幸江(みっける探偵)
参加費:500円
定員:30名(申込不要、当日会場へ)

 

大塚ひさよ

「直感的エネルギーの受け止め能力」に立脚する人生相談占い師。
タロット占術、生命透視、幼少からの心理的経験を素地とした、
メンタルアドバイスなども行う。


青山悟×小金沢智トークイベント
世田谷/目黒から語るアートの現在

目黒区在住の青山悟さんが、隣接する世田谷区で学芸員を勤めていた
小金沢智さんをまねいて開催するアート放談。
世田谷の美術を振り返るとともに、
ローカルな視点を交えながら現在のアートについて語ります。

 

日時:3月4日(日) 14:00~15:30
会場:生活工房4F
講師:青山悟、小金沢智(太田市美術館・図書館学芸員)
参加費:500円
定員:30名(申込不要、当日会場へ)

 

小金沢智

1982年群馬県生まれ。専門は日本近現代美術史。
2010年7月から2015年3月まで世田谷美術館非常勤学芸員。
分館 宮本三郎記念美術館を主として、世田谷美術館収蔵品の調査研究を担当。
2015年10月から群馬県の太田市美術館・図書館開館準備にたずさわり、2017年1月より現職。


ブログ情報:探偵潜伏中!

2017年、一年間にわたって展開したプロジェクト「みっける365日」。 

みっける探偵の森田幸江さんが、生活工房のブログ「みっける探偵FILE」にて、
その活動内容を探偵目線でお伝えしています。 


http://www.setagaya-ldc.net/blog/list/c=19/

 

 

森田幸江


「美術では?」と疑わしき証拠や言動を採取のうえ、
依頼人・キタガワタカヨシに潜入捜査の成果を密報する、「みっける探偵」。
本業はフリーランス・ライター/編集者。

 


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