9月24日(土)開催、靴業界の3人が語りつくした1時間21分。

 

「この靴、履くと痛くなるけど、洋服には合うから我慢。」は海外ではありえない!?聞けば聞くほど、膝をたたいちゃう「靴を紐トーク」の世界にぜひ、足を踏み入れてください。

 

映像は↓からご視聴できます。

 

 

今回、トークイベントに出演した3名をご紹介します。靴の多面的で奥深い世界を知り、多くの人々にその世界を伝えたいと活動している靴ジャーナリスト・大谷知子さん。靴の仕事に携わっている人に誇りをもってほしいという思いを込め、靴専門誌『シュー・フィル』を創刊した靴業界ジャーナリスト・城一生さん。そして、本展出展作家・靴郎堂本店 佐藤いちろうさんです。

 

3名からトークの後にコメントをいただきました。

 

もしこのトークを聞いて、靴について興味をもっていただいたら自分の靴を一度よくみてほしいです。

 

普段どういう靴を履いているか、みてください。

 

人によっては靴ひもやベルトをずっと同じ状態で履いているかもしれません。どういう風に靴と自分が付き合っているか見直してほしいですね。

プロフィール|靴業界誌『フットウエア・プレス』の編集・取材記者を経て、靴専門誌『シューフィル』創刊に参加。2011年よりフリーランスとして執筆・講演を行う。著書に『子供靴はこんなに怖い』(宙出版)、『百靴事典』(シューフィル)など。

 

展覧会にぜひ来てほしいと思いました。

 

シュー・ウィンドウ 靴を紐とく展覧会は単にもの珍しい展示というわけではなく、靴を理解してほしい!靴に愛をもってほしい!という願いが込められています。

 

トークも展覧会も含めて、みなさんお楽しみください。

プロフィール|シューフィル/クツミライパートナーズ代表。新しい日本の靴・生産システム・市場、靴文化を創るネットワークづくりを行う。企画に、「靴の図書館」(浅草文化観光センター/2022年)、「靴のミュージアム」(渋谷スクランブルスクエア/2020年)など。

 

大谷知子さんの話に出てきた、ドイツのとある小学校の取り組み。先生が自立教育の科目で靴を取り上げて、靴について学ばせた話は面白い!

 

「靴を紐トーク」だけに紐の話が大事です!

 

最後の「実際に靴の紐をほどかないと靴を紐とけない。」話は絶対に聞いてほしい!

プロフィール|「シュー・ウィンドウ 靴を紐とく展覧会」出展作家。クツ創家/くつクリエーター。生活工房×ひと 

 

 

 

トークでは靴の歴史や子ども靴、靴とライフスタイル、教育、ファッションとの関係、靴ひもについてなどなど日本だけの話にとどまらず、日本よりも長い歴史をもつ海外の話も織り交ぜています。

 

photo: 高田洋三


生活の中で何気なく履いている靴。革靴、運動靴、雨靴、ヒールの高い靴など用途に合わせて様々な種類がありますが、一つひとつに、デザインの工夫が隠されていると気づかされました。靴を見返したり、磨いたりして向き合うことでなぜ、そのデザインになっているのか考えることが大切かもしれません。

 

ひとことでは語りつくせない!奥深い「靴」トークをみなさま、ぜひご視聴ください。

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シュー・ウィンドウ 靴を紐とく展覧会

https://www.setagaya-ldc.net/program/544/