この民泊は、わが国初の制度的、組織的な民泊として、大きな成功であったとあえて揚言してもよかろうと思われる。
(「第18回オリンピック競技大会 東京都報告書」より)

 

1964年の東京オリンピックに関する記録を調べると、「民泊」に関する報告が目に留まります。当時の新聞記事によると、民泊のため自宅を提供した人たちには、異文化への興味、外国語習得の機会、オリンピックへの貢献といった種々の動機があったようです。この「民泊提供家庭」は世田谷区で78軒。これは全自治体でもっとも多く、実に全体の13%にのぼります。

 

現在、生活工房では1964年当時の“民泊”をご存じの方を探しています。実際に外国人の方々をご自宅に受け入れた方、そのお隣さんだったという方など、心当たりがあればぜひご連絡ください。当時の資料やエピソードなどを取材させていただき、来年夏頃に生活工房ギャラリーでご紹介させていただきます。

 

なお、ご協力いただいた方には、薄謝を差し上げる予定です。

 

 

募集情報

募集期間:2020年5月頃まで

対象:1964年当時の民泊提供家庭の方、当時の民泊やホームステイをご存じの方(世田谷区内に限りません)

取材内容:当時のエピソードの聞き取り、写真や文書資料など

募集人数:10名程度

 

申込方法

電話(03-5432-1543)またはメール(info@setagaya-ldc.net)および下記の申込フォームより、

生活工房までお申込みください。

 

メールの場合は、件名を「民泊」として、

①お名前 ②ご住所 ③電話番号 もご記入の上、ご連絡ください。

後日、担当者から改めてご連絡いたします。  

 

* 申込多数の場合、すべてお受けできないことがあります。

* 名前や住所などの個人を識別できる情報は公開しません。