“素朴で可愛い木製レジ”

Cash Register  1960年


1960年に販売された本体が木製のキャッシュ レジスターです。右側のハンドルや4色に色分けされたレバー、上段内側の4個のブロックが見える透明カバーはプラスチック製です。中央のレバーの下にある3つの穴から木製コインを入れて、ハンドルを回すとチリンと軽やかな可愛い音を鳴らしながら引き出しが開きます。また、レバーを押すとブロックが持ち上がり、絵柄が変り、ハンドルを回すと元に戻る楽しい仕組みです。

1974年にオールプラスチック製も販売されますが、それに比べると古いタイプの木製玩具は適度な重さがあり、背面のイラストや色合いが素朴でより可愛いデザインです。

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春日明夫コレクション
アメリカン・トイズ since 1920s 暮らしと時代を映す玩具展
https://www.setagaya-ldc.net/program/520/
*会場では1920年代から80年代の玩具約150点をご紹介しています。