生活工房×ひと

中村裕太美術家

中村裕太
撮影:高見知香(写真右:中村裕太 左:軸原ヨウスケ)

生活という単語を別の言葉に置き換えると?

部活

(アウト・オブ・民藝の)軸原ヨウスケさんと、おんなじ本を読んだり、見せ合いっこしていると、生き活きしてきます。

どうしても暇なとき、何をしますか?

古い本を読んで、面白い記述があったら写真とって、軸原さんにメッセンジャーで送ります。

世田谷区内でよく行く場所を教えてください

駒の湯さん

軸原さんと、夕方ぐらいに仕事が終わってよく行きます。 軸原さんは上がるのが早いので、いつも僕が遅れてしまいます。 けど、軸原さんは外で待っていてくれます。

なかむら・ゆうた/YUTA NAKAMURA

1983年東京生まれ、京都在住。 2011年京都精華大学博士後期課程修了。 博士(芸術)。 京都精華大学芸術学部准教授。 〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。 文献調査やフィールドワークによる観察をもとに仮説を積み上げ、自らの手で実験した造形物を通して、近代以降の周縁的な工芸文化を考察していく。

近年の展示に「チョウの軌跡|長谷川三郎のイリュージョン」(京都国立近代美術館、2023年)、「第17回イスタンブール・ビエンナーレ」(バリン・ハン、2022年)、「眼で聴き、耳で視る|中村裕太が手さぐる河井寬次郎」(京都国立近代美術館、2022年)、「万物資生|中村裕太は、資生堂と  を調合する」(資生堂ギャラリー、2022年)、「MAMリサーチ007:走泥社─現代陶芸のはじまりに」(森美術館、2019年)、「あいちトリエンナーレ」(愛知県美術館、2016年)、「第20回シドニー・ビエンナーレ」(キャリッジワークス、2016年)など。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)、『アウト・オブ・民藝|ロマンチックなまなざし』(共著、誠光社、2022年)。https://nakamurayuta.jp/

更新日:2024/06/01