トルコの方は宗教上の理由で髪を隠すため、女性はスカーフを巻きます。現在のトルコでは、宗教は強制ではないため巻かない方もいますが、今でもスカーフを巻いて生活をされている方もいらっしゃるとお聞きしました。

今回のワークショップでは、トルコ伝統の木版を使って、オリジナルの模様のスカーフをつくります。講師の方には、約50種類の木版を用意していただきました。木版一つ一つにはそれぞれ花など植物のイメージ、幸福の意味などが込められていて、この体験でトルコの文化に触れて頂く事が出来ました。

 

 

この木版に黒色のインクを付けて布に押すバスクという技法で一つの絵をプリントする事が出来、これをいくつか組み合わせてもらう事でオリジナルの模様を作ることが出来ます。

私も実際にトートバッグに木版を使って模様を作る体験をすることが出来、トルコの伝統文化に触れられ、バスクの楽しさを実感しました。

 

 

 

スカーフにプリントを行なった後は、それぞれのプリントに筆で彩色をし、スカーフに色をつけて頂きました。彩色によって、よりオリジナリティの高いスカーフを作って頂くことが出来ました。

 

 

また、ワークショップに参加された方々にインタビューをし、お話を聞きました。

今回のワークショップでは以前からトルコに興味を持っていた方やほとんどトルコについては知らない方など様々な方々に参加して頂きました。一人の方は以前から染色に興味があったため参加したそうで、他にはトルコに住まれていた経験がある方達もいて、トルコでも高級な木版を日本で使う事が出来る貴重な機会だと感じ、参加されたとのことです。

作品完成後には、多くの方々が先生や他の参加者と作品の講評をし合うなど、たくさんのコミュニケーションを自然と取られていました。

 

 

 

私は今回のワークショップはトルコという異文化に触れる事が出来る貴重な機会であり、同じような趣味や興味を持った方々とコミュニケーションを取り、新たな繋がりを持つ事が出来る機会でもあると感じました。私自身も体験する事やお手伝いする事が出来、とても良い経験になりました。また、今回のような異文化に触れる事が出来る機会は、新しい事を教えてくれる良い経験になる事が分かりました。今後もこのように手軽に異文化に触れる事が出来る機会が増えていき、多くの方々に参加して頂きたいと感じました。

生活工房では、今後も様々なワークショップを開催していきますので、たくさんの参加をお待ちしています!

これからの生活工房に是非ご期待下さい!!