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春日明夫 | 生活工房×ひと | 世田谷文化生活情報センター 生活工房

生活工房×ひと

春日明夫東京造形大学名誉教授

春日明夫
撮影:杉本勝彦

生活という単語を別の言葉に置き換えると?

生活とは、暮しそのものであり、生きていく活動、人が生存していくために活動を行うことだと考えています。例えば、生きていくために働くことや余暇を楽しむこと、人と交流して何かを得る活動でもありますね。そして、生活、人の営みは良き文化を築いていくための“道程”だとも言えますね。つまり、私は「生活」を別の言葉に置き換えるならば「幸福への通り道」だと思っています。その“通り道”で様々な経験をすることによって人は豊かに成長できるのではないかと考えています。

どうしても暇なとき、何をしますか?

大学教員を定年退職するまでは、自分なりにいつも全力投球で過ごしてきました。だから暇な時はほとんど無い状態で過ごし、自分なりに人生を精一杯駆け抜けてきた感じがします。ですから退職後の今は、「暇」になると“何故自分は今「暇」なんだろう”とその意味を考えることにしています。そうするとやるべきことが自然に浮かんできます。

世田谷区内でよく行く場所を教えてください

私は生まれも育ちも板橋区のため、世田谷区とはかなり離れた場所で生活しています。ただ、板橋区と世田谷区を結ぶ環状道路に環七と環八があります。私は車での移動が多いためその二つの道路沿いの施設にはよく行くことがあります。ですから強いて言うならば、環状八号線沿いの「世田谷美術館」ですかね。大きな駐車場や公園も隣接していて、私の好きなポイントの一つになっています。

かすが・あきお/AKIO KASUGA

1953年東京生まれ。東京造形大学名誉教授。教育学修士、芸術学博士。専門分野は、チャイルドカルチャーデザイン、キッズサイズデザインなど子どもをめぐるデザイン。主な研究内容は、造形教育的視点から玩具デザイン、玩具文化、造形教育の活動について。その研究の一環として世界の玩具や遊具や関係資料を収集している。

更新日:2022/07/15