生活工房では、今年1月に開催した2012年度の受賞作展に引き続き、はやくも「DAYS JAPAN写真展2013」を開催させていただく運びとなりました。 今回【DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】を受賞した約60点の作品群も、カメラが目撃した“世界の過酷な現実”といえます。自由を求めながらもボロボロに負傷する兵士たち、その根底にある貧困のなかで足掻き続けて犠牲となる子ども、老人、女性たち。 フォトジャーナリズムの現場から届いた厳しい現実の記録は、私たち人類が抱えている課題そのものではないでしょうか。生まれた国や言語、生活習慣が違っていても、私たちは同じ地球で暮らす一人として、日頃からそれぞれの環境や立場から何ができるのか、写真展を通じて真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
写真2:紛争と干ばつ 飢えるニジェール 撮影者:ティム・ディルヴェン(Panos Pictures)
写真3: 東日本大震災 亡き人への想い胸に 撮影者:鹿野修三(Kyodo News)
写真4:2012年北西航路の旅 撮影者:ステフアノ・デ・ルイジ(Ⅶ)
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- [展示]
DAYS JAPAN写真展2013 地球の上に生きる
世界の未来をつくるために
“世界の過酷な現実”を伝える報道写真誌『DAYS JAPAN』が主催する【DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】。毎年、人類と地球が抱える問題、人間と自然の尊厳を謳い上げるフォトジャーナリズム作品が選出されています。
※関連イベントあり。詳細については近日お知らせします。
写真:大賞1位 「自由シリア軍」の戦い 撮影者:ゴラン・トマシェヴィッチ(Reuters)
- 会期:
- 2013年06月15日(土)~2013年06月30日(日)
- 時間:
- 11時~19時
- 会場:
- ワークショップB(4F)
関連イベント
関連イベント1
トークイベント「ジャーナリストとして伝えるべきこと」
【本イベントは終了しました】
6月15日(土)14:00-16:00 生活工房5Fセミナールーム
広河隆一氏にジャーナリストとして、世界の厳しい現状に向かい合う想いをお話し伺います。
[講師] 広河隆一(フォト・ジャーナリスト、DAYSJAPAN編集長)
[参加費] 500円/申込先着60名
[申込方法] メールまたは電話で生活工房へ
関連イベント2
映画上映会+トーク
「ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~
6月23日(日) 生活工房5Fセミナールーム
【上映会】(上映時間 114min/入れ替え制) ①12:00~ ②16:00~
戦後66年、現場の最前線でシャッターを切り続けた報道写真家の写真が語る知られざるニッポンの姿に迫ります。
◎上映後に、長谷川三郎氏(映画監督)をゲストにトークイベント(約40分)あり!
(C)2012『ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎90歳』製作委員会
トークゲスト:長谷川三郎監督
[定員] 当日先着90名
[参加費] 一般:1000円、学生:800円
[申込方法] 不要、直接会場へ
ホームページでは【第9回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】受賞作など詳細もご覧になれます。