水曜教室 午前・午後講座 シリーズ〈名作を読む〉

2019年11月6日(水)・13日(水)・20日(水)・27日(水) 各回午前 10:30~12:30 各回午後 13:30~15:30

講師:岩井正(NHK日本語センター)
朗読作品:新美南吉著「おじいさんのランプ」

ランプ屋だったおじいさんのむかし話を、孫がじっと聴いている。新しい電気の時代になった。おじいさんはランプと決別するために、五十いくつものランプにあかりをつけ池のふちに吊るす。「ランプ、ランプ、なつかしいランプ」。池にはさかさまのランプがともっている。石ころを拾う…。
話が終わって孫が言う「おじいさんはえらかったんだねえ」


木曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉
2019年11月7日(木)・14日(木)・21日(木)・28日(木) 各回午後 13:30~15:30

講師:秋山隆(NHK日本語センター)
朗読作品:浅田次郎著「鉄道員(ぽっぽや)」

廃線が決まった北海道のローカル線。雪の降りしきるその終着駅に、退職間近の駅長、乙松はただ一人立ち続け、列車を誘導し発車させた。娘を亡くした日も、妻を亡くした日も。それから年月がたったある日、若い姉妹が訪ねてくる。ふと乙松は、亡くした娘の姿を重ねる…。
映画にもなったこの名作を、父親の気持ちを思い、娘たちの様子を想像しながら読みましょう。


金曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉

2019年11月15日(金)・22日(金)・29日(金)・12月6日(金) 各回午後 13:30~15:30
講師:金野正人(NHK日本語センター)
朗読作品:芥川龍之介著「杜子春」

100年ほど前、童話雑誌「赤い鳥」に連載された児童向けの小説ですが、「人間というものに愛想が尽きた」という杜子春の発言など、大人が読んでこそ実感できる部分が多いとも思います。
物語の内容を人に向かって表現するためにはどうすればよいか。意味を伝えるイントネーションやことばのつながりの意識、会話文の表現など、読む基本を練習しましょう。


受講料:各講座とも料金4回分

    一般20,500円、アーツカード会員*18,500円
定員:各クラス申し込み先着15名
会場:生活工房セミナールームA

・継続受講の方で、定員に達した場合には、新たな募集を行わない場合があります。

・応募者僅少のため、閉講になる場合があります。

*アーツカード会員…世田谷在住の15歳以上の方は、「せたがやアーツカード」の入会(無料)で受講料が割引になります。
詳細はせたがや文化財団ホームページhttp://www.setagaya-bunka.jp/artscard/をご覧ください。

 

申し込み、問い合わせは、(一財)NHK放送研修センター
TEL. 03-3415-7121(受付時間 9:00~18:00)/FAX. 03-3415-2660
および、NHK放送研修センターのウェブサイトをご覧ください。

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