NHK日本語センターアナウンサーが講師となり、声の出し方、聞き手に伝えるための読み方を、少人数セミナーで丁寧に指導します。
より深く作品を理解し、音で表現する楽しさを味わっていただきます。
朗読を始めてみたい方、朗読を活かしたい方、生活に潤いを持たせたい方、ご都合に合わせて受講曜日・クラスをお選びください。

 

水曜教室 午前/午後講座 シリーズ〈楽しい朗読〉

2020年7月8日(水)・15日(水)・29日(水)・8月5日(水) 
各回午前 10:30~12:30 各回午後 13:30~15:30

講師:岩井正(NHK日本語センター)
朗読作品:長田弘 著「ねこに未来はない」

ねこ嫌いのぼくが、ねこ好きのひとと結婚した。「ねえ、わたしたち、なによりもまず、ねこを飼いましょうね」。結婚まえには、きいたこともない提案だ。「ねこっかぶりの奥さんめ!」…長い間、読売新聞の「こどもの詩」の選者だった詩人の長田弘の書いた童話風のユーモア小説。易しいことばながら、風刺のきいた文章を、楽しく声にしましょう。


木曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉
2020年7月9日(木)・16日(木)・30日(木)・8月6日(木) 各回午後 13:30~15:30

講師:高橋淳之(NHK日本語センター)
朗読作品:梨木香歩 著「家守綺譚(いえもりきたん)」

今から100年前、駆け出し物書きの「私」は、かつてボート事故で亡くなった親友の実家の家守を頼まれる。庭付き、池付き、電燈付きの一軒家には、小鬼、河童、人魚、仔竜、竹の精、などさまざまな輩が出没し、親友の亡霊まで日常的に訪ねてくるという不思議な世界。想像力豊かにちょっと古風なファンタジーを楽しみましょう。


金曜教室 午後講座 シリーズ〈はじめての朗読〉

2020年7月10日(金)・17日(金)・31日(金)・8月7日(金) 各回午後 13:30~15:30
講師:金野正人(NHK日本語センター)
朗読作品:杉みき子 著「小さな町の風景」

“どんな町でも、どんな村でも、それを聞きだし見つけだそうとする心さえあれば、身のまわりのすべての風景が、いつも声のない声で語りかけてくれている”とあとがきにあります。今回は作品が語りかけている風景から「山へ行く道」「乳母車」「あの坂をのぼれば」の3編を、聞く人が“本当に語りかけてくれた…”と感じられるように、みなさんの“朗読”で表現してみましょう。

 


受講料:各講座いずれも料金4回分

    一般20,800円、アーツカード会員*18,800円
    ※消費税改定に伴ない受講料を改定しました。
定員:各クラス先着15名(応募者僅少のため、閉講になる場合があります。)
会場:生活工房セミナールームA

※受講時には、マスク着用など新型コロナウイルスの感染防止対策をお願いします。

※新型コロナウイルスの感染状況によっては、講座を中止することがあります。ご了承下さい。

*アーツカード会員…世田谷区在住の15歳以上の方は、「せたがやアーツカード」の入会(無料)で受講料が割引になります。
詳細はせたがや文化財団ホームページhttp://www.setagaya-bunka.jp/artscard/をご覧ください。

 

申し込み、問い合わせは、(一財)NHK放送研修センター
TEL. 03-3415-7121(受付時間 9:00~18:00)/FAX. 03-3415-2660
および、NHK放送研修センターのウェブサイトをご覧ください。

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