自ら採集した素材で印刷用インクを創り出す吉田勝信さんと、津波被災した宮城県南三陸町で慰霊や災害を生き抜く知恵の伝承の場として、自らの手で森を創生するプロジェクトを始めた後藤一磨さん。ECフィルムに写されたものづくりにも似たお二人の活動から、現代に生きる私たちが企業や公に任せっきりにしているモノや場づくりを、自らの手でやってみることの面白さや可能性を考えます。
ゲスト:吉田勝信(吉勝制作所)、後藤一磨(「海の見える命の森」プロジェクト)
定員:50名(先着)
参加費:500円
申込方法:7月25日(火)10:00~ 下記の「プログラムに申込む」のフォームより 申込みは締め切りました。
ゲストプロフィール:
吉田勝信(よしだ かつのぶ)
採集者・デザイナー・プリンター。山形県を拠点にフィールドワークやプロトタイピングを取り入れた制作を行なう。近年の事例に海や山から採集した素材で「色」をつくり、現代社会に実装することを目的とした開発研究「Foraged Colors」や超特殊印刷がある。趣味はキノコの採集および同定。
後藤一磨(ごとう かずま)
宮城県本吉郡南三陸町戸倉出身。2011年の東日本大震災後、復興まちづくり推進員としての活動をきっかけに、仲間と「復興みなさん会」を設立。津波の教えを復興と新しいまちづくりに生かし、自然や文化を次世代へ受け継ぐために語り部ガイドや、海の見える命の森実行委員会の代表を務める。