60年代のイギリス。
音楽とファッションに明け暮れた若者たち、モッズ。
彼らが揃って着たのが3つボタンのスーツだった。
梅ヶ丘にある「洋服の並木」は、そんなモッズ・スーツで知られるカスタム・メイドのテーラーだ。
モッズのスタイルに憧れた顧客のために、独自に研究を重ねて生まれた並木のモッズ・スーツ。
そして、多くの若者やバンドマンが並木のスーツをまとってきた。
現在では、お笑い芸人が個性豊かなスーツをオーダーしに訪れる。
40年にも渡る「洋服の並木」のものづくり。
多くの著名人にも愛された、そのスーツの数々をご紹介します。
*開催の様子を特集ページでレポートしています。
■■■関連イベント■■■
1.トークイベント
12月13日(土) 15:00~16:30
ポピュラーミュージックの中のスーツ
講師:青野賢一(BEAMSクリエイティブディレクター)
欧米そして日本のポピュラーミュージックシーンの変遷と、その中に登場するスーツの果した役割を、
主に戦後のユースカルチャー勃興期以降にフォーカスし検証します。
モッズ達はなぜスーツをまとったのか?
彼らが傾倒していたジャズやリズム&ブルースのミュージシャンに目を向けながら、
音楽とファッションが密接だった時代について思いを巡らせる中で、
スーツがどのような記号を与えられていたかを考えます。
会場:生活工房4階ワークショップA
参加費:500円
定員:50名(申込先着順)
青野賢一
BEAMS クリエイティブディレクター、BEAMS RECORDS ディレクター。
個人のソフト力を主に社外のクライアントワークに活かす「ビームス創造研究所」に所属し、
執筆、編集、選曲、展示やイベントの企画運営、大学、専門学校の講師などを通じ、ファッション、音楽、文学、アートを繋ぐ活動を行っている。
文芸誌『In The City』、ファッション誌『Oceans』『ミセス』、
ウェブマガジン『TV & smile』『Sound & Recording Magazine』他でのコラム、エッセイ連載を持つ。
[イベントの申込方法]
電話(03-5432-1543)または下部にある「プログラムに申し込む」よりお願いします。
※携帯電話のアドレスでお申込み頂く場合は、パソコンからのメールが受信できるように設定して下さい。
2.ワークショップ
12月17日(水)
1回目:10:00-12:00 / 2回目:14:00-16:00
スーツの生地で作る冬のヘアバンド
※詳細・お申込みはこちらから