羊にまつわる日本の人と生き方 

羊にまつわる日本の仕事を、インタビュー、写真、映像でご紹介します

2015年のえとである『羊』を通じて、「生きる幸せ」について考察する企画展です。作家活動開始当初より羊毛を素材としてきた衣服造形家・眞田岳彦氏が、羊の衣服に関わる日本の作り手たちを訪ね、風土や働く姿を通して、生きること、生きるために働くこと、幸せに生きることを考えます。

 

北海道 【牧羊】 武藤浩史(茶路めん羊牧場)~北海道白糠町の気候は羊産に適している。素晴らしい羊の肉を提供できる。新たな関連の羊の仕事を始めようと、チャレンジしようと思っている。

 

岩手 【ホームスパン】 田山敬子(岩手ホームスパン工房)~岩手の気候風土と、東北ならでは根気が、緻密な羊毛の織物を作り出す。私は、父親から学んだ糸の縒数から織る方法まで、本物のホームスパンを作り出し手ゆきたい。

 

 

愛知 【紡績】 澤田勝徳 (澤田毛糸企画創糸社)~維産業が盛んであったが愛知県岡崎周辺では、川の力を利用した紡績が盛んだった。私の家は100年を超える紡績屋で、特に父は英国紡績に強い魅力を感じ、私もそれを継いできた。

 

京都 【手芸】 濱中知子(ハマナカ株式会社)~千数百年の歴史をもつが、戦後特に毛糸は家族の衣類をお母さんが手作りする、主な素材だった。 私の父も祖父も手芸を通して、多くの人に豊かな生活を提供したいと思ってきた。

 

 

東京 【アートとデザイン】 眞田岳彦 (衣服造形家)~羊毛は、人の皮膚と同じケラチン。独立当初から生命や身体の象徴をする作品素材として多く使用してきた。数十年、縮絨や紡ぎをきたが、生命の力をいつも手に感じる。


 

2月14日~15日

《羊を知り学び楽しむ2日間》を開催します!《参加者募集中!!》

 

『羊をかぶるマーケット』2月14日(土)15日(日)10001800

『ハマナカ手芸糸 羊と手の教室』2月14日(土)14001630 (申し込み終了) 

『羊 毛糸だまニットカフェ』2月15日(日)12001630 

『トークイベント「銀座・羊毛・商い」の話』 2月15日(日)14301600

詳しくは→  http://www.setagaya-ldc.net/program/283/