「こどもの身の回り品を考えることは、大人が自らの生活を見直すこと」・・・生活工房では、そんな想いで結成されたデザインプロジェクト「コド・モノ・コト」とともに展覧会を開催いたします。
こどもと一緒のおでかけシーンに“もってく”ものを10組のプロダクトデザイナーが約7ヶ月かけて創作しました。こどもの日常をみつめながら、「つくる」ことと「くらす」ことを心地よくつないでいく・・・
「もってくてん」では、そんな作品10点を、“おでかけのシーン”を演出したギャラリー空間でお披露目します。形・大きさ・素材・手触り・安全性・遊び心のあるデザイン・・・丁寧につくられたモノに触れ、選び、大切に使うことは、私たちのくらしを、より豊かなものにするのではないでしょうか。
行楽の秋、家族とのおでかけのヒントが満載です。親子で、見て、触って、話して、楽しんでいただける展示企画です。
会場では、夏休みに参加デザイナーと小学生が行った関連ワークショップ「はこぶ道具・ワークショップ〜プロダクトデザインをはじめよう!」の様子も紹介いたします。
■参加デザイナー
石田和人、磯野梨影、大治将典、小野里奈、佐藤徹、瀧田聡士、ドリルデザイン、 NIIMI、山口諭、ユルリク (五十音順)
大人の手がふさがっている時でもバッグやベルトにつけて、つかまっていられる子ども用のつり革「こわっか」も展示。