人の孤独を消す、希望のデザイン
ロボットコミュニケーターの吉藤オリィさんが開発したOriHime[オリヒメ]は、遠くはなれていても、会いたい人に会いにゆくことができる分身ロボットです。
17歳から「孤独の解消」を目標にロボットをつくり続けてきたオリィさん。その研究開発により、病気で寝たきりになった人や、不登校・ひきこもり、さまざまな理由で孤独を抱える人が、OriHimeを使って家にいながら仲間と仕事をしたり、友だちや家族と一緒に海外へ旅行することも可能になりました。
眼球の動きだけでパソコンの文字を打てる意思伝達装置の開発など、オリィさんの仕事は、コミュニケーションのしくみを新たにデザインする挑戦でもあります。
やりたいことがあるのに、手段がなくて選べなくて困っている人たち、その問題をアイデアとテクノロジーが解決する時代が、もう現実のものになってきています。
このセミナーでは、ロボットが生まれるまでの道のりや、人との出会いのエピソード、進行中のプロジェクトのお話などをお聞きし、OriHimeの実物を使ってのデモンストレーションもしていただきます。
子ども×デザイン×セミナー
「分身ロボットOriHimeで会いにゆく―孤独を消すためのデザイン」
日時:2019年12月8日(日)14:00~16:30
会場:生活工房セミナールーム
講師:吉藤オリィ(ロボットコミュニケーター)
対象:10歳~18歳くらいの方
*お子さまのみ参加のイベントです。介助などで保護者の同伴が必要な場合はご相談ください。
定員:申込先着90名 <<定員に達したため、しめきりました>>
参加費:500円
申込方法:10月25日10:00より、電話(03-5432-1543)または、下に表示される専用フォームにて受付いたします。
ゲストプロフィール
吉藤オリィ(ロボットコミュニケーター)
1987年生まれ。小学校5年~中学2年まで不登校。中学時代に「ロボフェスタ2001」関西大会準優勝。高校時代には車椅子開発で「JSEC」で文部科学大臣賞、世界大会「ISEF」でエンジニアリング部門3位を受賞。2009年より「孤独解消」をテーマにした分身ロボット開発に取り組む。2012年に株式会社オリィ研究所を設立。青年版国民栄誉賞「人間力大賞」、スタンフォード大学E-BootCamp日本代表、フォーブス誌「30 Under 30 2016Asia」などを受賞。2019年には、遠隔コミュニケーションロボットOriHime-Dによる『分身ロボットカフェverβ2.0』を実験的にオープン、大きな反響を生んだ。
※本企画のチラシに誤植がありました。
下記の通り訂正しお詫び申し上げます。
裏面説明文6行目
誤:zd仕事は
正:オリィさんの仕事は