私たちにとってあたりまえの「家電のある生活」。
さかのぼれば1950年代の高度経済成長期以降、
日常には、冷蔵庫・洗濯機などの白物家電、テレビ・オーディオなどの黒物家電が登場して、
私たちの家事や娯楽のスタイルは、家電とともに大きく変化してきました。
20周年を迎えた生活工房は、衣食住の“暮らしのデザイン”を問い、見つめ続け、
生活文化にまつわる事業を展開してきました。
本展では、家電誕生から60余年の暮らしを振り返り、各時代を象徴する「三種の神器」と呼ばれた家電製品など、
時代ごとの製品約20点を、その当時の生活シーンと共に展示します。
また子どもたちが未来のまちや家電を描くワークショップ「あったらいいな!の未来をデザインしよう!」の作品展示、
蓄電池システムを応用して進化する電気自動車のトークイベントなども開催します。
これからの時代、家電の役割やデザインは、
私たちの希望や価値観と響きあいながら、どのように変化してゆくのでしょうか。
古きを懐かしみ、新たな発想やテクノロジーに驚き、
本展を楽しみながら「あなたの未来の、家電のある生活」を考えてみませんか。
左:炊飯器 中:三種の神器(左から洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビ) 右:木彫カラーテレビ