この写真展は区民100人がそれぞれの視点、方法で三軒茶屋のまちを撮影し、写真展を開いたものです。参加者たちは改めて自分たちのまちを見直し、まちの記録を残すことができました。
これに先立つこと5年前、世田谷区では『三軒茶屋100人の時間地図』という写真イベントを行いました。これは1991年11月1日の三軒茶屋を定点観測、あるいは、住民の一日をドキュメント形式で撮影し、翌年写真展を開いたものです。
今回のイベントはこれに連動するものです。今回は撮影から写真展開催まで、さまざまな指導を仰ぐために写真家・本橋成一氏を顧問に迎えました。
今後も変わりゆくまちを定期的に撮影し、わがまちの記録として残していきたいと思っています。
写真展までの流れ
○よびかけ
チラシ、回覧版、区報など 1996年8月中旬~
○第1回ワークショップ
企画の説明、参加者初顔合わせの会 1996年9月14日(土)
○第2回ワークショップ
撮影場所、ものを報告する会 1996年10月5日(土)
○撮影
参加者、まちの各所で撮影 1996年10月6日(日)~20日(日)
○第3回ワークショップ
撮った写真を見せ合う会 1996年12月8日(日)
○写真展準備会ワークショップ
講評を聞き、準備をする会 1997年2月9日(日)
○予告展示
三軒茶屋2丁目会議室前に作品の一部を展示 1997年2月17日(月)~
○写真展
「三軒茶屋―まち・人・商い」 1997年4月6日(日)~5月11日(日)
○ミニイベント
撮って、見て、語ろう三軒茶屋 1997年4月20日(日)
スライドショー「三軒茶屋の歴史」 1997年5月10日(土)
○記念講演会
対談「ふるさとを撮る」 1997年4月27日(日)
増山たづ子氏×本橋成一氏