世田谷区内に眠る8ミリフィルムのアーカイブに取り組む「穴アーカイブ」は、今年で5年目を迎えました。本プロジェクトでデジタル化した映像をじっくり見て、気づいたことや想像したことを残していく「せたがやアカカブの会」を、本年度も開催いたします。
今年度は、本事業の成果物である「世田谷クロニクル1936-83」を活用しながら、会員の皆様と一緒に映像を見て、その記録を残していきたいと考えています。ぜひお越しください。
期間:2019年8月14日~2020年3月(ほぼ隔月開催)
会場:ワークショップルームA(三軒茶屋・キャロットタワー4階)
定員:各回15名程度(申込不要・当日会場へ)
上映内容:当日決定(参加者と一緒に選びます)
参加費無料
昨年度の様子
年間スケジュール
いずれの日も、ウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83」で公開済みの映像を上映します
vol.19 2019年8月14日(水) 19時~20時半
vol.20 2019年9月11日(水) 19時~20時半
vol.21 2019年11月6日(水) 19時~20時半
vol.22 2020年1月8日(水) 19時~20時半
vol.23 2020年3月21日(土) 19時~20時半
* 映像は、フィルム保護の観点から、デジタル化したものを上映します。
* 上映する映像は、都合により変更することがあります。
* 会の様子は、記録に残し、編集の後、穴アーカイブの成果として公開・発表する予定です。
『理容店2』昭和44年頃/江の島、理容店(北沢)/3:26/モノクロ
参加者が持参した「債券」。『初春日記』(昭和13年)に同じく「債券」が登場する。
せたがやアカカブの会
かつての世田谷を記録した映像を手がかりに、いま・ここにいる私たちと映像との関係を結びなおす試みです。映像をきっかけとして紡ぎ出された記憶や想像の断片は、記録として残し、穴アーカイブの成果として公開・発表していく予定です。
本年度は、穴アーカイブの成果物であるウェブサイト「世田谷クロニクル1936-83」を活用しながら開催いたします。
開催情報は生活工房ホームページの他、メーリングリストでも配信しています。
一見さん大歓迎。皆さんのご参加をお待ちしています。
メーリングリストへのお申込み方法
件名を「せたがやアカカブの会 情報配信希望」として、
1. お名前
2. 電話番号
3. 住所
4. 動機や関心
を明記の上、 メール(info@setagaya-ldc.net)にてお申込みください。
ご連絡内容を確認し次第、担当者から改めてご連絡いたします。
穴アーカイブ:an-archive
昭和30〜50年代にかけて、一般家庭に登場したはじめての映像メディア、8ミリフィルム。
「穴アーカイブ」は、そんな市井の人々による記録に光をあて、
想起すること、想像することの価値を再発見するアーカイブ・プロジェクトです。
それはまた、記録を残すという営みを、記録の不在や欠失といった「穴」から見つめ直す試みでもあります。
穴アーカイブに関する資料等はこちらからご覧いただけます。