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プレーバック、プレーパーク! 遊び場をめぐる冒険

子どもの遊び場「プレーパーク」の歴史を振り返る展覧会です。

会期:
2019年12月14日(土)~2020年01月19日(日)
時間:
9:00~21:00 *月曜および年末年始は休み
会場:
生活工房ギャラリー(3F)

1979年夏、子どものための遊び場「プレーパーク」が、世田谷区の羽根木公園の一画に誕生しました。この羽根木プレーパークは、国内で初めてオープンした常設の冒険遊び場です。「自分の責任で自由に遊ぶ」を標語に掲げ、火をおこし、屋台を建て、水や土で遊ぶ子ども達の遊び場はどのようにして始まり、そして各地に広まったのでしょうか。

本展は、羽根木プレーパークが開設した1979年前後にスポットをあて、その当時に〈プレーバック〉する展覧会です。世田谷区・経堂の暗きょではじまった「こども天国」、場所を移して再開した「桜丘冒険遊び場」をはじめ、その歴史を写真や映像作品、看板などの資料とともにさかのぼります。

私たちが暮らす地域に、子どもが自由に遊ぶ場所をつくること。この運動はまた、遊び場づくりを介して地域コミュニティをつくることにもなりました。外で遊ぶ場所や機会が減少し、また「孤育て」という言葉も耳にする昨今、1979年の羽根木プレーパークから遊びと自治を考えます。 


 

In summer 1979, “Playpark”, a play area for children, opened in the corner of Hanegi Park in Setagaya City. Hanegi Playpark is the first permanent adventure play area that was set up in Japan. Under the motto, “Play freely at your own risk”, children make a fire, build stalls, or play with water and dirt. How did such play areas for children come about and expand to other regions of Japan?

This exhibition shines a spotlight on and “plays back” the period around 1979 when Hanegi Playpark was created. Through materials such as photos, videos, and signboards, the exhibition traces the history of the Playpark including its predecessors: the original “Adventure Playground Kodomo Tengoku”, which opened on a covered waterway in Kyodo, Setagaya City; and the subsequent “Sakuragaoka Adventure Playground” that moved and reopened in a new location.

The movement to develop places where children can play freely in our neighborhoods, in turn, led to the building of communities through the creation of play areas. Today, children have fewer places and opportunities to play outdoors. Furthermore, more Japanese mothers are raising their children alone having no one to rely on. Against this backdrop, this exhibition examines “playing” and “local government” based on Hanegi Playpark in 1979.




桜丘冒険遊び場(1977年頃)


1980年8月に設置した看板



「遊ぼうパン」を焼く



[連携プログラム]世田谷区プレーパーク事業40周年記念シンポジウム
もっと広がれ!外遊び∞

外遊びが持つ可能性を各方面から確認し、行政の協働と市民ができることを考えます。


日時:2020年1月11日(土)10:00~12:30

会場:生活工房5FセミナールームAB
定員:90名
申込:不要、当日直接会場へ
参加費無料


共催:世田谷区、認定NPO法人プレーパークせたがや
協力:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房

*詳細は、NPO法人プレーパークせたがやのホームページをご覧ください。
http://playpark.jp/

関連イベント

はじめてのプレーパーク・ツアー

子どもから大人まで、プレーパークに来たことがない人のためのツアー企画。運営に携わるプレーワーカーや世話人が羽根木プレーパークをご案内します。


日時:12月20日(金)、21日(土)11:00~12:30
集合場所:梅ヶ丘駅(現地解散)
定員:各日抽選10名
対象:大人・子ども問わずどなたでも
参加費:500円(保険料込)
申込:下記、申込フォームよりお申込み(希望日と年齢を明記)
締め切り:12月6日(必着)*12月18日まで、先着順で引き続き受け付けています。

*申し込みは締め切りました。(12/19)


4つのプレーパーク誕生秘話―世田谷の市民運動とそれぞれの時代

遊び場の環境をつくる常駐のプレーリーダーとして羽根木に関わって以来、現在に至るまで運営に携わってきた天野秀昭さんが当時を振り返るトークイベント。

日時:2020年1月9日(木)19:00~21:00
場所:生活工房4FワークショップルームA
定員:40名
講師:天野秀昭(日本初のプレーリーダー)
参加費:無料
申込:不要、当日直接会場へ


*

主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
特別協力:認定NPO法人プレーパークせたがや
協力:武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科研究室
後援:特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会、世田谷区、世田谷区教育委員会

広報物デザイン&会場グラフィック:中島美佳
会場設計:スタジオまめちょうだい

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