穴アーカイブ:an-archive とは
昭和30〜50年代にかけて、一般家庭に登場したはじめての映像メディア、8ミリフィルム。
この取り組みは、そんな市井の人々による記録に光をあて、
想起すること、想像することの価値を再発見するアーカイブ・プロジェクトです。
それは、記録を残すという営みを、記録の不在や欠失といった「穴」から見つめ直す試みでもあります。
押し入れに眠る8ミリフィルムを探しています
受付〆切:2016年7月31日(日)
昨年度から始動した、穴アーカイブ。これまでに多くのフィルムをご提供いただきました。
駒沢公園での東京五輪、松陰神社の初詣、向ヶ丘遊園、玉電の三軒茶屋駅……。
そのどれもが、昭和30〜50年代の世田谷のまち並みや暮らしぶりの断片を映した、貴重な記録と言えます。
今年度も引き続き、8ミリフィルムを募集します。
まずは、ご自宅に映写機を携えて出張し、ご家族のみの試写会を行います。
そして、承諾を得た上で選別・デジタル化し、
本取り組みの中で公開・活用させていただきます(提供者には、DVDにして無料でお渡しします)。
押し入れに眠る8ミリフィルム、最後に観たのはいつですか?
フィルムをお持ちの方や、心当たりがある方は、これを機にぜひお問い合わせください。
左:「くらしのひとコマ」(8 ミリフィルムをデジタル化し、その1コマをキャプチャー/1963[昭和38]年4月)
右:「新幹線試乗Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(8 ミリフィルムをデジタル化し、その1コマをキャプチャー/1964[昭和39]年10月1日)
申込方法
件名を「穴アーカイブ 上映会希望」として、
1.お名前 2.ご住所 3.電話番号 4.年齢 を明記の上、
5.フィルムの巻数(直径) 6.保管場所 7.内容等も分かる範囲で、
メール(info@setagaya-ldc.net)または電話(03-5432-1543)にてお知らせください。
申込み内容を確認して、担当者から改めてご連絡いたします。
*定員になり次第、受付を終了いたします。
*今回の募集では、特に昭和30年代のフィルムを募集します。
*すでにデジタル化されたものについても、募集します。
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