■13:00-15:00   GUEST1─照井啓太「団地概論」
日本各地の名作団地を紹介するファンサイト「公団ウォーカー」を運営し、昭和の懐かしい団地と人々の生活の様子を伝える書籍を出版されている団地愛好家の照井啓太さんをお招きし、戦後の団地創世記から現代まで各時代における団地とその暮らしの特徴や歴史的変遷について豊富な資料を見ながら解説していただきます。

公団黎明期の標準的な2DK『日本住宅公団10年史』より(提供:UR都市機構)

 

豊かな緑に包まれる常盤平団地のスターハウス

 

照井啓太 Terui Keita

1986年生まれ。団地愛好家。東京都小平市にあった電電東団地(NTT花小金井東住宅)で生まれ育ち、現在は調布市内の団地に暮らす。高校時代に団地の研究を始め、団地ファンサイト『公団ウォーカー』を運営。団地トークショー「ダンパク(大団地博覧会)」を千葉県のUR花見川団地・大阪府のUR千里山団地などで開催。「タモリ倶楽部」「アド街ック天国」ほかテレビ・ラジオの出演、「AERA」「BRUTUS」などの雑誌・新聞のインタビュー掲載など、幅広く活躍している。著書に『日本懐かし団地大全』(辰巳出版)、共著に『僕たちの大好きな団地 あのころ、団地はピカピカに新しかった!』(洋泉社)、写真集に『団地ノ記憶』、『団地の子どもたち 今蘇る、昭和30・40年代の記憶』(ともに洋泉社)があるほか、UR都市機構公式動画「団地ぶらぶら」に出演、DVD『団地日和』(アルバトロス)にコメンテーターとして出演している。

公団ウォーカー http://codan.boy.jp
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Instagram https://www.instagram.com/codanwalker


 

■15:15-17:15   GUEST2─大山顕「メディアとしての団地」

団地は、多くの映画・小説・漫画・アニメなどの舞台となってきました。団地マニアのユニット「団地団」の一員で、団地・工場・ジャンクションといった巨大建築の写真集を多く出版されている写真家・ライターの大山顕さんをお招きし、さまざまなサブカルチャー作品をとおして団地と都市の関係について考察します。

豊島五丁目団地10号棟  Ⓒ大山顕

 

大谷田一丁目団地2号棟  Ⓒ大山顕

 

大山顕 Oyama Ken

1972年生まれ。写真家・ライター。松下電器株式会社(現 Panasonic)シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。団地・工場・ジャンクションなどの撮影・取材・イベントなどを行う。団地マニアユニット「団地団」の一員として活動する。NHK『熱中時間 忙中"趣味"あり』、『タモリ倶楽部』、『マツコの知らない世界』、『安住紳一郎の日曜天国』などテレビ・ラジオ出演多数。写真展『大団地展』(2003~2008)を開催。主な著書に『団地の見究』(東京書籍)、『団地さん』(エンターブレイン)、『立体交差』(本の雑誌社)、『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン叢書)、共著に『団地団 ベランダから見渡す映画論』(キネマ旬報社)、『工場萌え』(東京書籍)、『ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市』(幻冬舎新書)など。毎週日曜日22時から「大山顕の都市を現像する」(シラスチャンネル)配信中。

大山顕Twitter https://twitter.com/sohsai?s=20
団地団 Twitter https://twitter.com/danchi_books



■17:30-18:30 《対談》照井啓太[団地愛好家]× 大山顕[写真家・ライター]

 

 

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