食べることについて考えはじめると、
そこには考えるに値するすべてのことが詰まっている、とさえ思えてきます。
ヒトの文化のはじまりである火の使用。
動物や植物、太陽や大地といった自然との繋がりのすべて。
テーブルマナーや料理のルールの古い古いルーツ。
農業や漁業の新しい意味。おいしさや喜びと食べることの関係。
そして食の自治とグローバリズムの課題。
これからの日本にとってとても大切なテーマが、食べることの周辺にたくさんそんざいしていることがわかります。
食べることは生きること、という当たり前の事実を検証し、更新してみることによって、
私たちの生活を一歩前に進める講座です。
【講師】
國分功一郎
哲学者・高崎経済大学経済学部准教授。
1974年生まれ。スピノザやドゥルーズなどのヨーロッパ哲学をフィールドに、思想の最先端・最深部を平易な言葉で読み説く。
著書に『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社)、『スピノザの方法』(みすず書房)、
訳書に『マルクスと息子たち』(ジャック・デリダ著/岩波書店)、『カントの哲学批判』(ジル・ドゥルーズ著者/ちくま学芸文庫)など。
blog http://ameblo.jp/philosophysells
twitter http://twitter.com/lethal_notion
【参加費】
1,000円 (当日会場にてお支払)
【定員】
80名 (申込先着)
【申込方法】
定員に達したため申込は締切ました。
【企画制作】