「もしも」のとき、あなたは「いつも」一緒に暮らしているペットを、守ることができますか?
《同行避難》、という言葉があります。
非常時に際し、飼っているペットと一緒に避難場所に逃げることを指し、行政としては同行避難を推奨しています。
しかしそこには、ペットと飼い主にとって多くの問題が横たわっています。
「もしも」を考えると浮かぶ、さまざまな疑問。
「キャリーに入ってくれるかな?」「持っていかなければならないものは?」
「避難所では、別々に過ごすの?」「ペットのための備蓄やケージはあるの?」「動物を嫌がる人もいるよね?」
――そもそも、本当に、「いっしょに逃げてもいいのかな?」
本展は、「もしも」の時にペットを守るため、
そしてペットと飼い主とまわりの人々との間でどんな問題が起こるのかリアルに想定し、
ふだんからどんなことができるか、来場者とともに考えることを目的に開催します。
災害時のシミュレーションをイラストで展開し、その時に必要なモノ・コト・キモチを考えます。
あわせて、クリエイターによるペットと防災をテーマにしたグッズの提案や、自治体・地域の取り組みなども紹介します。
関連イベントとして、専門家とクリエイターによるトークイベントや、迷子ペットポスター制作ワークショップも開催。
いっしょに、生きていく。 いっしょに、生き抜こう。
ペットと暮らしている人も、暮らしていない人も、いっしょに考える展覧会です。
参加クリエイター
小林恭+マナ(ima)/山本和豊(dessence)/長谷川晃一/
江口理架(29design)/福元成武(tank)/KIGI
LEONIMAL リュック型ペットキャリー GRAMP 使用例