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哲学対話 PARA SHIF パラシフ

世界の捉え方はいつだって更新していける

会期:
2020年02月15日(土)   2020年02月22日(土)  
時間:
18:30~21:30
会場:
その他

 

まちの学び舎で過ごす哲学の夜


PARADIGM SHIFT(パラダイム・シフト)、それは当たり前と思っている考え方がガラリと劇的に変わる体験のこと。本企画は、哲学者との対話から、日々の生活にPARA SHIF(パラシフ)を起こすことを目指す、大人のための哲学ゼミナールです。古くから哲学者たちは、社会の問題や構造を見つめ、人々の“当り前”を塗り替える新たな概念(ものの見方)を提示してきました。概念を学ぶことは、日常の中に新たな視野を獲得することであり、〈既知〉を〈喜知〉へと変えてゆく力を身に着けることでもあります。PARA SHIFで自分の世界観をアップデートし、あなたの中に“日常事変”を起こしてみませんか。

 

日時:2020年2月15日(土)・22日(土) 18:30~21:30
参加費:4,000円(コーヒー・ケーキ付)
定員:20名(抽選)
対象:18歳以上の方
会場:Cafe Mame-Hico(カフエ マメヒコ) 三軒茶屋店


 

●2月15日(土)「やる気と元気」

やる気があるのか、と言われるのはとてもうんざりする経験です。あなたはこれこれのことに主体的にコミットする「つもり」があるのかと、社会のさまざまな場面でわれわれは問われ、多くの場合、はい、ありますと答える以外の選択肢をもちません。というのは、主体性がなくても所属していられるような社会というのはきわめて限られているからです。われわれは家族にさえやる気を問うことがあります。あるいは元気というものもなかなか逃れられないもので、たとえば僕のような喫煙者は街で肩身の狭い思いをしています。
元気であることも社会への帰属条件なのでしょうか。この回ではこうした通念に疑いを向けた哲学者を紹介し、主体性、意志、健康などについて考えなおし、よりよく生きるための対話ができればと思います。

 

●2月22日(土)「作品と広告」

昨今の文化芸術をめぐる「炎上」はどれも、われわれを作品から遠ざけるように思えます。作品やその制作過程にシミひとつでもあろうものなら、作品そのものではなくそれを提供しているメディアやプラットフォームに怒りは飛び火します。そして今度はそうした炎上をあらかじめ当て込んだマーケティングが横行し、作品経験はどんどん広告的なものに吸収されてしまっているかのようです。広告に対して作品の側に立つことは、映画館や美術館のような作品のための静謐な環境に行こうという、昔ながらの教養主義的な態度に回帰しがちです。もちろんそういうものも大事ですが、今回はそうした、広告に巻き込まれる資本主義的な「消費」/作品に対峙する文化的な「鑑賞」というわかりやすい対立を越えたところで、芸術の制度や鑑賞についてみなさんと考えることができればと思います。

 

 

 

photo:Takashi Arai


講師:福尾匠(ふくお・たくみ)哲学者・批評家

1992年生まれ。日本学術振興会特別研究員、横浜国立大学博士後期課程。専門は、現代フランス哲学、芸術学、映像論。デビュー作となった『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ「シネマ」』(フィルムアート社)が紀伊國屋じんぶん大賞2019で上位となるなど、思想界の新鋭として脚光を浴びる。鋭い批評は多方面から好評を博し、新聞・文芸誌・美術誌などへの執筆活動や全国各地のイベントで活躍するなど、今最も注目される若手の哲学者・批評家のひとり。

 

 

会場:Cafe Mame-Hico(カフエ マメヒコ) 三軒茶屋店
   東京都世田谷区太子堂4-20-4

東急世田谷線『三軒茶屋』駅 徒歩1分
東急田園都市線『三軒茶屋』駅三茶パティオ口 徒歩3分
東急・小田急バス『三軒茶屋』停留所下車

 

お申込み:2019年11月25日(月)10:00~2020年1月27日(月)〈必着〉までに下の申込フォームにて。
    ※YouTubeへの一部公開を前提として撮影が入ります。ご了承の上お申込みください。
お問合せ:生活工房 TEL.03-5432-1543

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主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会

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