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三軒茶屋 大三角地帯展
-ひらき、ひもとく記憶と記録-

世田谷区三軒茶屋に位置する通称・三角地帯。同地帯の記憶と記録をひもとき「生活」のかたちと未来への残し方について考える展覧会です。

会期:
2026年01月20日(火)~2026年03月22日(日)
時間:
9:00~21:00 月曜休み(祝日は除く)
会場:
生活工房ギャラリー(3F)
料金:
入場無料

世田谷区三軒茶屋にある通称・三角地帯。世田谷通りと玉川通りに挟まれ、細い路地が縦横に入り組むこのエリアには、戦後ヤミ市に端を発するさまざまな世代の店舗が共存しています。

本展は三角地帯をテーマにした来場者参加型の展覧会です。三角地帯のみならず、文化的につながる周辺や関係をふくめた「大三角地帯」として記憶と記録を集めていきます。路地裏のように入り組んだ会場で展示を構成するのは、この地にまつわるあらゆる事象をキーワードで集積した「大三角地帯事典」や、来場者が撮影した写真を会場内にマッピングする「29年後のファウンドフォト」など。ただ、展示開始時点にはいずれも〝完成〟しておらず、会期中の毎週末に実施予定の、各種スタディツアーやワークショップを通して記録された絵や写真、言葉によって更新されていきます。

会場から歩いて60秒の場所にある本物の三角地帯を含め、大三角地帯にまつわる〈語られなかった記憶〉と〈ひらかれなかった記録〉——それらをひもといていくことで、これまでも、これからも営まれていく「生活」のかたちと引き継ぎ方について考えてみましょう。

思い出のお話や写真を集めてます!
本展示では、三角地帯や周辺での思い出のお話や、過去の写真を集めています。
・会場内には思い出や過去のできごとを書いて投書できるポストを用意しています。
・会期中の毎週土曜日、13:00〜18:00にはスタッフが在廊します。地域の写真をお持ちの方はぜひ持参いただき、写真にまつわる記憶をお聞かせください。

※その他の関連イベントにつきましては、詳細が決まり次第、順次公開いたします。
・「三角地帯のルーツを知る|闇市にまつわるトーク」(2/5木 19:00~)開催決定  【1/9 情報公開】
・「写真を集める|29年後のファウンドフォト」(2/21土 11:00~)開催決定  【1/18 情報公開】

Sankaku-Chitai (“triangle area”) is the popular name for a unique area located in the Sangenjaya neighborhood of Setagaya City, Tokyo. Nestled between Setagaya-dori and Tamagawa-dori avenues, it is a dense maze of narrow alleyways with shops from multiple generations, some of whose origins trace back to the postwar black markets.

This exhibition offers a participatory experience for visitors themed on the Sankaku-Chitai area. In addition to the area itself, the exhibition gathers memories and records of the “greater Sankaku-Chitai area,” including the surrounding neighborhoods and related elements with a cultural connection.

Designed to resemble interwoven backstreets, the exhibition space features displays such as the Greater Sankaku-Chitai Encyclopedia, a collection of keywords compiling everything associated with the area, and Found Photos: 29 Years of History, in which photographs taken by visitors are mapped within the space. None of these displays are “complete” at the start of the exhibition. Instead, they will be continuously updated with drawings, photographs, and words recorded through study tours and workshops scheduled to take place every weekend throughout the exhibition period.

The exhibition seeks to uncover the untold memories and unopened records connected to the greater Sankaku-Chitai area, including the real Sankaku-Chitai area just a 60 second walk from the venue. In doing so, it invites visitors to reflect on the past, present, and future forms of everyday life and how those ways of life are passed down through generations.

 

   

会場模型(会場設計:モクタンカン株式会社)

プレス関係の皆さまへ
こちらからプレスリリースがダウンロードできます
>PDFファイル(1.6MB)
>チラシ PDFファイル(1.9MB)

関連イベント

酒場の話を聞く | 酒場にまつわるトーク

様々な街の酒場で飲み歩いてきた酒場ライターのパリッコさんと酒場案内人の塩見なゆさんが、酒と酒場の楽しみ方を語ります。二人が見る、迷路のように入り組んだ路地に赤提灯もバーもひしめく三角地帯の魅力とは?

日時:2026年1月25日(日)17:00-19:00
講師:パリッコ(酒場ライター)、塩見なゆ(酒場案内人)
参加費:1,000円
定員:40名(申込先着)
会場:ワークショップルームB(キャロットタワー4F)
申込方法:12月25日(木)10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください
定員に達したため申込を締め切りました(1/24 10:47)。

プロフィール

パリッコ(酒場ライター)
1978年、東京生まれ。酒好きが高じ、2000年代より酒と酒場に関する記事の執筆を始める。雑誌でのコラムや漫画連載、WEBサイトへの寄稿も多数。著書に、『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『つつまし酒』(光文社)、『缶チューハイとベビーカー』(太田出版)など。
https://x.com/paricco
https://www.instagram.com/paricco/

塩見なゆ(酒場案内人)
東京・杉並生まれ。新宿ゴールデン街に通った作家の両親を持つ。幼いころより中央線沿線の飲み屋に連れ回され、物書きの大人と瓶ビールに囲まれて成長する。趣味の飲み屋巡りを本業とし、飲料専門のライターとなる。酒場に恋して、年間二千軒をはしご酒。
https://syupo.com/
https://x.com/KanpaiNayu
https://www.instagram.com/syupo_shiomi/https://www.youtube.com/@Syupo


自分史をひもとく|年表+事典ワークショップ

「年表作成者」として活動するパンスさんによる、講座&ワークショップ。カラオケやスナック、チェーン店といった「都市の風俗史年表」とともに、三角地帯の変遷をひもといていきます。後半は、そんな町の歴史と共に考える「自分史」ワークショップ。三軒茶屋や身近な町で育まれた、あなた自身の歴史を書いてみましょう。自分史を象徴するキーワードも発表いただきます(任意)。

日時:1月31日(土)13:00~15:00
講師:パンス(年表作成者・ライター)
参加費:無料
定員:15名(申込先着順)
集合場所:生活工房ギャラリー
申込方法:12月25日(木)10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください
※定員に達したため申込を締め切りました(1/29 12:38)。

プロフィール

パンス(年表作家・ライター)
文筆業/DJ/年表作成者。根っからの年表好きが高じて1968~2020年までの社会・文化史をまとめた『年表・サブカルチャーと社会の50年』を発売。最近は主に東アジアのインディペンデントな音楽シーンを追いつつ、日本も含む近代文化史の調査を行っている。
https://x.com/panparth?s=20


三角地帯を歩く|古地図でめぐる三角地帯

三角地帯周辺の古地図を片手に三角地帯とその周辺を歩き、このエリアの今昔を探ります。

日時:2月7日(土)13:30~15:30
講師:男鹿芳則(前世田谷トラストまちづくり理事長)、金谷匡高(法政大学江戸東京研究センター客員研究員、昭和女子大学歴史文化学科非常勤講師)
参加費:500円
定員:10名(申込先着順)
集合場所:生活工房ギャラリー
申込方法:12月25日(木)10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください

定員に達したため申込を締め切りました(12/26 21:34)。追加募集等を行う場合は、こちらでお知らせいたします。

プロフィール

金谷匡高(法政大学江戸東京センター客員研究員、昭和女子大学歴史文化学科非常勤講師)
1986年生まれ。2019年、法政大学デザイン工学研究科建築学専攻博士後期課程満期退学。法政大学デザイン工学部建築学科教務助手、世田谷区教育委員会学芸員などを経て、現職。都市史・建築史を専門とし、現在は世田谷の近代史を建築の視点から研究している。

男鹿芳則(前世田谷トラストまちづくり理事長)
世田谷区役所、(一財)世田谷トラストまちづくりの理事長を経て、世田谷マップDXプロジェクトチームを設立。現在開発したマップDX(地図アプリ)を使って世田谷区内のまち歩きを企画、運営してまち歩きの楽しさを広める活動を行っている。


会場を作る|三角地帯でエレメントを探す

三角地帯を歩き、持ち帰れるエレメントを探して、展示会場に設営することで会場を完成させます。

日時:2026年2月14日(土)14:00-16:00
講師:荒木源希(建築士、モクタンカン株式会社)
参加費:500円
定員:10名(申込先着順)
集合場所:生活工房ギャラリー
申込方法:12月25日(木)10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください

プロフィール

荒木源希(アラキ+ササキアーキテクツ、モクタンカン代表)
1979年東京生まれ。建築家。事務所内に工房を構え、設計と製作を並走している。ICSカレッジオブアーツ非常勤講師。本展では会場設計を担当。
https://www.instagram.com/moktankan
https://www.instagram.com/arakisasaki/
https://www.instagram.com/motoki_araki/

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写真を集める|29年後のファウンドフォト

第三者の個人的な写真を再構成する表現手法のひとつである「ファウンドフォト」。同手法にならい、「いつか誰かが見つけたとき、往年の三角地帯についての記憶を甦らせることができる写真」をテーマに三角地帯を写真を撮影しながら散策します。

日時:2月21日(土)11:00~15:00
進行:桜井祐(TISSUE Inc.編集者、九州産業大学芸術学部准教授)
ゲスト:VIDEOTAPEMUSIC(ミュージシャン、映像作家)
参加費:無料
定員:10名(申込先着順)
会場:生活工房ギャラリー
申込方法:下の申込フォームからお申し込みください

プロフィール

桜井祐(TISSUE Inc.編集者、九州産業大学芸術学部准教授)
1983年、兵庫県生まれ。「編集知による媒介実践」をテーマに、学際研究プロジェクトの実施やアートプロジェクトのキュレーション、アーティスト作品の企画・編集ディレクションなどを行う。

VIDEOTAPEMUSIC(ミュージシャン、映像作家)
各地でVHSテープを収集し、それを素材にして作品を作ることが多い。最新作は日本各地での滞在制作の記録をカセットテープと書籍にまとめたカセットブック作品『Revisit』。

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写真を集める|ファウンドフォトワークショップ

三角地帯を中心とした三軒茶屋周辺で撮影された写真を集め、それらにまつわる過去の記憶をひらくワークショップです。自宅のアルバムや古い携帯電話など、手元にある写真をぜひともお持ち寄りください。同日11:00から開催しているイベント「29年後のファウンドフォト」の参加者が撮影した写真も交えて、集められた写真と記憶を会場内に記録していていきます。(1/18追記)

日時:2月21日(土)13:00~15:00
進行:桜井祐(TISSUE Inc.編集者、九州産業大学芸術学部准教授)
ゲスト:VIDEOTAPEMUSIC(ミュージシャン、映像作家)

参加費:無料
定員:15名(申込先着順)
会場:生活工房ギャラリー
申込方法:12月25日(木)10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください

プロフィール

桜井祐(TISSUE Inc.編集者、九州産業大学芸術学部准教授)
1983年、兵庫県生まれ。「編集知による媒介実践」をテーマに、学際研究プロジェクトの実施やアートプロジェクトのキュレーション、アーティスト作品の企画・編集ディレクションなどを行う。

VIDEOTAPEMUSIC(ミュージシャン、映像作家)
各地でVHSテープを収集し、それを素材にして作品を作ることが多い。最新作は日本各地での滞在制作の記録をカセットテープと書籍にまとめたカセットブック作品『Revisit』。


日記を書く|日記ワークショップ

三写真家の金川晋吾さんと一緒に夜の三角地帯を散歩し、日記を書いて、互いに書いたものを読み合うワークショップ。同じ街並みでも何を見るか・感じるかは異なり、ときに重なることもあるはず。街の新たな見方を発見し、何かを思い出す時間をともに過ごします。あたたかい服装でお越しください。

日時:2026年3月7日(土)18:00-21:00
講師:金川晋吾(写真家)
参加費:1,500円
定員:15名(申込先着)
会場:生活工房ギャラリー
申込方法:1月25日(日)10:00より表示される下の申込フォームからお申し込みください

プロフィール

金川晋吾(写真家)
1981年京都府生まれ。父や伯母という身近な他者や、婚姻や血縁で結ばれていない他者との共同生活を題材に、写真と言葉を通して、人間の分からなさや自己と他者の関係のあり方を問い続けている。2022年から日記屋 月日でのワークショップ「日記をつける三ヶ月」のファシリテーターをつとめている。
http://kanagawashingo.com/
https://x.com/kanagawashingo
https://www.instagram.com/shingokanagawa/

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三角地帯のルーツを知る|闇市にまつわるトーク

講師としてお迎えするのは、建築史・都市史を専門とし、東京の闇市を研究する石榑督和さんと、世田谷の近代史を建築の視点から研究する金谷匡高さん。東京の「闇市」や「マーケット」がどのようにして形成され、発展したのか石榑さんからお話を伺い、そこから三軒茶屋・三角地帯の都市空間が戦後どう変化していったのかを一緒に探っていきます。そして現在の街並みに残る痕跡について、研究者ならではの視点からお話を伺います。

日時:2026年2月5日(木)19:00-21:00
講師:石榑督和(関西学院大学建築学部准教授、中央研究院臺灣史研究所訪問學人)、金谷匡高(法政大学江戸東京センター客員研究員、昭和女子大学歴史文化学科非常勤講師)
参加費:1,000円
定員:40名(申込先着)
会場:ワークショップルームB(キャロットタワー4F)
申込方法:下の申込フォームからお申し込みください
※石榑督和さんはオンラインでの参加となります(1/15 11時50分追記)

プロフィール

石榑督和(関西学院大学建築学部准教授、中央研究院臺灣史研究所訪問學人)
専門は建築歴史・意匠。1986年岐阜市生まれ。単著に『戦後東京と闇市 新宿・池袋・渋谷の形成過程と都市組織』(鹿島出版会,2016/2020年日本建築学会著作賞)、共著に『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会,2019/2021年日本建築学会著作賞)、『日本のまちで屋台が踊る』(屋台本出版,2023)ほか。明治大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。

金谷匡高(法政大学江戸東京センター客員研究員、昭和女子大学歴史文化学科非常勤講師)
1986年生まれ。2019年、法政大学デザイン工学研究科建築学専攻博士後期課程満期退学。法政大学デザイン工学部建築学科教務助手、世田谷区教育委員会学芸員などを経て、現職。都市史・建築史を専門とし、現在は世田谷の近代史を建築の視点から研究している。

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主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
企画制作:TISSUE Inc./大三角編集部(大澤景、竹中万季、シャラポア野口)
協力:三軒茶屋エコー仲見世商店街
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会

デザイン:北岡誠吾
会場設計:モクタンカン株式会社

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